僧が修行のため、鉢(はち)を持って、家の前に立ち経文を唱えて米や金銭の施しを受けて回ること。
街角で鉢をもって立っているお坊さんもいる。
托鉢は行う方(お坊さん)と施す方(お布施する方)の両方に修行という意味合いがある。
施す方からみた修行の目的
もてる者が持たない者に分け与えるという修行。
何ももっていなお坊さんに持っている方が施しをすることで
「功徳を積む」という考え。
「お布施=修行」の仕方
托鉢をしているお坊さんを見かけたら
自分の修行も行えるチャンスだと考えてお布施をしてみよう。
①お坊さんが持っている鉢の中に施すものを入れる
鉢が小さいのでお金が無難。金額に決まりはない。
施しをするとお坊さんの宗派や考え方によっていろいろな反応がある。
鈴を鳴らす。
お経を唱える。
何も反応がない。などなど
お坊さんの行う作法に身を任せよう。
②お礼を言って立ち去る
功徳を積んで修行をさせてもらったのは入れる側にあるので
お坊さんはお礼を言いません。(いう人もいますが)
せっかくお金を入れたのにお礼を言わないとは何事だ!!!と怒らないようにしましょう。
全てが台無しになってしまいます。こちらが修行をさせてもらった!ということですから。
しりとり先生
お布施をするのは募金とは意味合いが違う。社会経験もかねて一度行ってみることをお勧めする。すごい緊張するけど。