インプットするだけでは目標の半分で
アウトプットできて初めて身についたと言えます
あ。語彙力の話です。
という
とってつけたような前置きは置いといて
秋の山へ武者修行に行ってきました!
結果から先に言うととてもよかった
とても「秋」でした
お時間あれば是非お付き合いください
【秋の富士】 ―自然の情景を言語化する武者修行に出立す「秋の山編」―
秋の空
澄み渡った秋空の事
秋は長雨に見舞われる事もある一方で
からっとした晴天に恵まれれる事も多いです
秋の季語
『秋の空』=『秋空(あきぞら)』『秋天(しうてん)』とも
ここしばらく週末に天候が荒れる事が多かったため
今日は「天候に恵まれる」という言葉の意味を深く感じました
竹の春
竹は夏の間著しく成長し
秋には親竹ともども枝葉が繁殖する
他の植物が色づく時期に青々と茂ることから
秋の季語
『竹の春』=『竹春(ちくしゅん)』とも
春に見る竹の事を「秋の竹」といい
こちらは春の季語
竹は一般の春と秋が逆
ヨシ
河川などの水際に背の高い群落を形成する
平安時代までは「アシ」と呼ばれていたが
「悪し」に通じるため「ヨシ」と言い換えられた
このように、不吉な意味の語を連想させる言葉は
「忌み言葉(いみことば)」といって使用を避けられることがある
・葦原→吉原
・スルメ→アタリメ
(「する」が損をするという意味があることから ex.お金をする)
・梨→有りの実
(「無し」を連想する為)
天高し
秋は大気が澄み
晴れ渡った空がいつも以上に高く感じられます
秋の季語
『天高し』=『秋高し』『空高し』とも
秋の富士
いよいよ山頂です
ここまでは富士山方向の景色が木々で見えなかった為
頂上に登るまでどれくらい富士が見えるのかわかりません
今日は秋晴れ秋うらら
きっと見れるはず絶対見れるはず
そんな気持ちで最後の力を振り絞ります
雲一つない絶景でした
空の高さが際立ちます
によつぽりと 秋の空なる 富士の山
上島鬼貫
意味:にょっぽりとそびえたって、秋の空に溶け込んでいる富士山だなぁ
にょっぽり=のっぽり
直ぐ消えし 富士の初雪 空の紺
森田游水
意味:すぐに消えてしまった富士の初雪と秋空の紺色だなぁ
2022年は9月30日に初冠雪の発表があったので
ちょうど2日前です
あまりにうっすらなので見えないのかな…
すぐ溶けてしまったのかな…
今年は行けなかった富士山頂に思いをはせました
秋思(しゅうし)
富士を見ながらお昼を頂き
一通り満喫したら後は下山です
頂上からの景色が素晴らしければ素晴らしいほど
下山は少し寂しく感じます
下りは登りほど体力の消耗がなく
思考が働くため
いろんなことを考えて歩くことが多いです
「秋思」は秋の寂しさに誘われる物思いの事
秋は人にあれこれのもの思いを催させることが多く
思慮にふけるような趣があります
秋の季語
『秋思(しゅうし)』
戦利品
最寄りの駅まで行くと駅前に地元の人がきていて
旬のものを購入することができました
安納芋(あんのういも)
酢橘(すだち)
トマト
トマトは皮が厚く
濃厚な味がしました
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