自由と孤独、旅を愛するスナフキンは
「自分らしい生き方」を教えてくれます
今日は忙しい人の為に
スナフキンの愛する「旅」の雰囲気を紹介
スナフキンの旅する様子を見れば
このつかみにくい愛すべきキャラクターが
ほんのちょっと理解できるかもしれません
スナフキンの旅の様子「ムーミン谷の11月」より
スナフキンの旅は突然始まります。
出発したいと感じた時が、旅の始まりなのです
ある朝早く、スナフキンは、ムーミン谷のテントの中で、 目がさめまし た。 あたりは、 ひっそりしずまりかえっていました。 しんみりとし た秋のけはいがします。 旅に出たいなあ。
「ムーミン谷の十一月」 より
スナフキンの旅はコンパスなんてありません
気が向くまま、足の向くまま、気が向くとテントを張って
時間も気にしません
スナフキンは、南へ南へと旅をつづけていきました。 ときどき、気がむくとテントをはって、そのまわりを、足のむくままに歩いてみました。すぎさったことは、 みなわすれて、時間のたつのも気にしないで、なにも考えないで歩きまわりました。 そして、目がくさるほどねむりました
「ムーミン谷の十一月」 より
スナフキンが作曲をするときはスムーズにうまくいくこともあれば
そうでないこともあります
あの五つの音色は、 ムーミン谷においてけぼりになったんだ。 ぼくが谷に帰らなくては、ぼくのところには帰ってこないんだ、 ということが、 スナフキンにわかりました。
「ムーミン谷の十一月」 より
音を捕まえられなくて、「雨」の曲を作れなかったスナフキンは
テントに入って寝袋にもぐりこみました
かすかな雨の音も、 すずしい流れの音も、まだきこえています。 しんみりした、 しっとり気持ちのおちつく、やさしいしらべでした。でも、 雨の曲が作れないのなら、 もう、雨のことなんて、 どうでも いいのです。
「ムーミン谷の十一月」 より
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