【て】

【てんとうむし】とは ―飛ぶ様子を美しく表現してみよう!―

 

春から夏にかけて活発になる。季語は夏

 

 

身近にいるかわいい虫と言えばてんとうむしが思い浮かぶ

 

 

漢字は「天道虫」と書き「お天道様」の意味を持つ 

 

 

 

光に向かって進む本能があり

太陽(=お天道様)に向かって上へ上へと昇っていく姿が語源

 

 

 

 

 

草の先まで登ったてんとうむしは太陽に向かって飛んでいく為

海外では「太陽神の使いの虫」の意味を込めて”Ladybird”(聖母の鳥)という

 

 

てんとう虫の飛ぶ様子を美しく表現するには?

 

翅(はね)わつて てんたう虫の とびいづる 

高野素十

 

 

「羽を割る」という表現はてんとうむしの為にあるような表現

 

 

ちなみにてんとうむしの重さは切手1枚分(0.05g)

軽やかに飛んでいく様子が目に浮かぶようです

 

 

「羽を割る」てんとうむし